ITANDI BB

不動産会社の皆様だからこそ、
救える命があるかもしれません

イタンジ×オレンジリボン運動イタンジ×オレンジリボン運動イタンジ×オレンジリボン運動

オレンジリボン運動とはオレンジリボン運動とは

2004年、栃木県小山市で3歳と4歳になる二人の可愛らしい兄弟が何度も何度も父親の友人から暴行を受けていました。その顔を見たコンビニの店長さんが警察に通報したのですが、いったんは保護されながら、周囲の諸機関が適切な措置を取らなかったために、9月11日ガソリンスタンドで再び暴行を受け、車の中でもさんざん暴行を受け、息も絶え絶えの状態で、橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件が起こりました。


事件イメージ

二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込めて、子ども虐待防止を目指して小山市で始まったのが、オレンジリボン運動です。
こういった、子どもが虐待を受け、命を失ってしまうという事件が年間50件を超えています。それだけではありません。虐待により体や心に傷を受けた子どもたちは、その後の就職や家族生活、人間関係上、多くの困難を抱えることも少なくなく、 なかにはその苦しさの余り自らの命を絶ってしまう子すらいます。


このような事件が決して起きてはならないという願いを込めて、認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークが、2006年からオレンジリボンの総合窓口を担い、現在その活動は全国に拡がりつつあります。


イタンジはオレンジリボン運動を支援しますイタンジはオレンジリボン運動を支援します

厚生労働省の発表によると、全国の児童相談所が2020年度に対応した18歳未満への虐待件数は20万件を超え、過去最多を更新しました。痛ましい事件の多くは、その「保護者」によって「家庭」で起こっています。


「児童虐待相談対応件数の推移」グラフ
※平成22年度の件数は、東日本大震災の影響により福島県を除いて集計した数値

不動産会社の皆様は、「近隣住民からの目撃情報」「家賃の滞納」「ごみ屋敷に該当する極端な不衛生」などの子ども虐待のサインに気づける可能性があります。当社が提供する、リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」は、不動産会社の皆様から月間400万PV以上閲覧されるメディアです。当社はこのITANDI BBを通じて、オレンジリボン運動を支援してまいります。不動産会社の皆様だからこそ、気づかれる違和感があるかもしれません。多くの子どもたちの救済にご協力をいただけますと幸いです。

虐待に気づくためのチェックリスト虐待に気づくためのチェックリスト

地域に、住宅に、そして家庭に触れる不動産会社の皆様へ
こんな「違和感」を感じたら通告(連絡)してください。

※通告者や相談内容についての秘密は守ります。 ※子どもの安全を第一に考えます。

子どもからの「違和感」

  • チェックボックス不自然な外傷(あざ、打撲、やけどなど)が見られる
  • チェックボックス家の外に閉め出されている
  • チェックボックス衣服や身体が極端に不潔である
  • チェックボックス食事を与えられていない
  • チェックボックス夜遅くまで遊んだり、徘徊したりしている
  • チェックボックスいつも子供の泣き叫ぶ声、叩かれる音が聞こえる
  • チェックボックス極端な栄養障害や発達の遅れが見られる(低身長、低体重、急な体重減少等)
  • チェックボックス季節にそぐわない服装をしている
  • チェックボックス食事に異常な執着を示す
  • チェックボックスひどく落ち着きがなく乱暴、情緒不安定、過度に緊張し視線が合わない
  • チェックボックス気力がない、表情が乏しく活気がない(無表情)
  • チェックボックス態度が怯えていたり、親や大人の顔色をうかがったり、親を避けようとする
  • チェックボックス家に帰りたくないそぶりがある
  • チェックボックス誰かれなく大人に甘え、警戒心が過度に薄い

親(保護者)からの「違和感」

  • チェックボックスマンション等の住民から子供の虐待の目撃等の情報がある
  • チェックボックス子育て家庭において支払が長期間滞っているなど生活の困窮が心配される
  • チェックボックス訪問時に、不自然に子供を隠し、追い返そうとする
  • チェックボックス子育て家庭においていわゆる「ごみ屋敷」など著しく不衛生である
  • チェックボックス小さい子供を置いたまま外出している
  • チェックボックス体罰を正当化する
  • チェックボックス子供が怪我や病気をしても医師に見せない、怪我等について不自然な説明をする
  • チェックボックス地域や親族などと交流がなく、孤立している、支援に拒否的である
  • チェックボックス子供の養育に関して拒否的、無関心である
  • チェックボックス年齢不相応な養育(しつけ)を正当化する
  • チェックボックス子供に対して拒否的な発言をする
  • チェックボックス気分の変動が激しく、子供や他人にかんしゃくを爆発させる
  • チェックボックス夜間徘徊などを黙認する

上記のような違和感に気づいたら、「大袈裟かな?」と思わずにご連絡ください。
皆様の1つのアクションで救える子どもがいるかもしれません。

児童相談所虐待対応ダイヤル

電話マーク
イチハヤク
189

虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
児童相談所虐待対応ダイヤル「189」にかけるとお近くの児童相談所につながります。虐待かどうかの判断は、児童相談所によって行われますので虐待を確認できる証拠などは不要です。通話料はかかりません。24時間つながります。(一部のIP電話はつながりません。)
通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は守られます。

不動産業務に従事される皆様の日々の業務や生活のなかで、ふと、違和感に気づくことはありませんか?
気づいたとしても、どうすればよいかわからない方が殆どではないでしょうか。
皆様の「気づき」によって、子ども虐待の可能性を発見し、救える命があるかもしれません。
そんな想いをこめて、NPO法人児童虐待防止全国ネットワークの皆様のご協力のもと、本ページを作成いたしました。
地域に、住宅に、そして家庭に触れることのある、皆様だからこそできること。
1人でも多くの子どもが救われることにご協力をいただけますと幸いです。

イタンジ株式会社
オレンジリボンプロジェクトチーム